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高森純一郎の創作小説

現代アジアをテーマに小説を書くアマチュア小説家の活動報告、作品紹介、イベント告知など。
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【先頭固定記事】本ブログで無料公開されている作品

【本記事はブログ先頭に固定されている記事です。新規に作成・公開した記事は、本記事より下に表示されます】

本ブログは、政治学の教育及び研究を本業とするアマチュア小説家・高森純一郎が、自作の紹介や販売告知を行ったり、或いは本業に関連する雑記を綴ったりするものです。

基本的には、自作は同人誌即売会での対面販売、もしくは通販にて有償頒布していますが、以下3作品は無料公開としています。これら3作品は、2020年春、緊急事態宣言の発令に伴って同人イベントが軒並み中止となり、多くの方が外出の自粛を余儀なくされたことを受け、無期限で無料公開としたものです。御自宅での時間を有意義に過ごそうという方の選択肢としていただければ…という判断から行ったものですが、後に伺った話では実際にこれら3作品をお読み下さった方もいらしたようなので、無料公開の判断をして良かったと思っています。

いずれもA5版PDFファイルとしてありますので、タブレット端末にダウンロードしてお読みいただくのに適しています。また、ファイルの扱いに特にロックはかけておりませんので、印刷し、紙媒体としてお読みいただくなど、無断転載とならない範囲でご自由に扱って頂ければと思います。

①『廃墟の中で』

2018ussr_20200423163127d35.jpg
https://drive.google.com/open?id=10JccWxQkun4jMdAe0OcKwlSgKrS6Cj3f
1980年代後半旧ソ連に留学し、ペレストロイカに触れた中国人留学生が、帰国後に天安門事件に巻き込まれていくというお話。
1989年に北京で発生した天安門事件を、西側諸国ではなく、他の社会主義国との対比という切り口から捉えた作品です。

②『賢人支配の砂漠』

2014uae.jpg
https://drive.google.com/open?id=1IWRPuOyeAYoQBuUGzfcdetjqtmHCNJ0V
人口の80%以上が外国人という中東の都市・ドバイを舞台に、土地と人のつながりや、支配者と被支配者の関係を描いた小説。
作中で描写される砂漠地帯の遊牧民社会を堪能していただければ幸いです。

③『帰るべき国』

2009prc.jpg
https://drive.google.com/open?id=1NUKYhYO5tEO_Ds_mZ7QkC3g1tjcLuvcC
日本統治下の朝鮮で生まれ育った青年が、より豊かな生活を求めて日本の大陸進出に便乗し、その後中国大陸の激変に巻き込まれていくという物語。
主人公に仮託された東アジアの20世紀へと思いを巡らせていただければ幸いです。

上記以外の作品は、対面販売もしくは通信販売にて頒布します。販売の告知等は、随時行っていきます。
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秋の即売会出店予定について

新型コロナウイルス感染症の変異株感染拡大をうけ、7月下旬以降イベントへの参加を見送る、もしくはイベントそのものが中止になる状況が続いております。今月に入り、首都圏では新規感染者の報告数が徐々に減少しつつありますが、引き続き慎重な判断が求められる状況に変わりはないと思われます。

現時点では、

10月3日 札幌
10月24日 名古屋
10月31日 福岡
11月14日 沖縄
11月23日 東京
11月28日 仙台

でのイベントへの参加を予定しておりますが、出店するか否かは、追って改めて判断したいと思います。

9月以降の即売会出店予定について

新型コロナの感染状況が極めて深刻である状況を踏まえ、以下の即売会は不参加とします。

9月5日 おでかけライブin浜松

同日は別件の予定を抱えている上、対人接触を抑制すべき現状で無理に人と会う機会を増やすことは賢明ではないとの判断から、不参加の判断を下しました。

(※当初、上記の内容は8月2日付の記事に加筆しておりましたが、9月以降の出店予定については改めて別の記事で書くべきであると思い、当記事で告知しました)

その後は、

10月3日 札幌
10月31日 福岡
11月14日 沖縄
11月23日 東京
11月28日 仙台


と出店を予定していますが、これらについては、今後の感染症の状況を踏まえて、改めて判断します。

学術著作のご案内

兼任先の大学が発行している紀要に、新規の著作を発表しました。

「韓国行政における新公共管理と開発主義―健康危機管理における疾病管理本部の役割に注目して」『文教大学国際学部紀要』第32巻第1号、2021年

本稿は、2020年初頭から続く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の中で注目されるようになった韓国政府の健康危機管理体制が、2000年代初頭より韓国内外の研究で指摘されてきた同国行政の新公共管理(New Public Management; NPM)的性格とどのような関係にあるのかを、同国の健康危機管理体制をワン・ストップ的に担ってきた疾病管理本部の設立および機構改革という観点から考察するものである。

1960年代以降、急速な経済発展を遂げた韓国では、政府が経済の各分野に深く、そして後半に介入し、主導権を握る、いわゆる「開発主義」が鮮明に見られた。

しかし、1997年のアジア通貨危機を受けて、こうした開発主義は大きく後退したと認識されてきた。

これとほぼ並行する形で、アジア通貨危機以降の韓国政府をめぐっては、政府の役割を小さなものとし、その業務の多くを民間に委託する、いわゆる「新公共管理」の性格が強まっていることが指摘されてきた。

こうした議論は、韓国行政の基本モードが、アジア通貨危機を契機として、あたかも開発主義から新公共管理へシフトしたかのようなストーリーを提示し、またこのストーリーは、多くの識者に当然のように共有されている。

こうした既存研究に対し、本研究は、韓国政府の健康危機管理体制を担ってきた疾病管理本部(現・疾病管理庁)の設立経緯、およびその発展を追う考察を踏まえ、2000年代以降の韓国では、上記のストーリーとは異なり、新公共管理に基づく行政運営と、開発主義的な政府の行動が併存してきたことを示した。


昨年4月から総務省の外郭団体で危機管理の調査業務に従事しており、そこでの知見を従来から続けてきた韓国研究に応用した成果の一つです。コロナ禍で健康危機管理の重要性が改めて認識される中、本稿の成果が、現下の困難をめぐる諸研究に貢献できればと願っています。

なお、今回のペーパーのために文献調査を行う中では、故・盧武鉉元大統領が韓国に残した足跡の思いがけない大きさを実感することがありました。

コロナ禍でも大きな役割を果たしており、韓国の感染症対策を支えている疾病管理庁ですが、2003年のSARS流行を教訓とし、同庁の前身を設立するのに大きく貢献したのが廬武鉉元大統領でした。独善的な言動が目立ち、また政治交渉で稚拙さを露呈することも多かった盧武鉉元大統領ですが、彼が自ら主導して設立した疾病管理庁の活躍ぶりを見る中で、「政治家の評価は、棺に蓋をするまで定まらない」ということを実感した次第です。

我が国政府の感染症対策も、やがて数年の時間を置いた段階で、改めて評価・検証される必要があるでしょう。

8月前半に開催予定の即売会について

遅くなりましたが、去る7月22日に福岡市で開催された同人誌即売会・COMIC CITY 福岡に出店いたしました。感染症対策を行い、規模を縮小しての開催となりましたが、拙作は持ち込み10冊が1時間半弱で売り切れました。当ブースにお越し下さった皆様、ありがとうございました。

7月末の時点では上記の福岡に続き、8月前半に以下の2つの即売イベントへの参加を申し込んでおりました。

8月8日=あいちポップカルチャーフェスティバル(名古屋)
8月15日=エリシアン(札幌)

現時点では、上記2イベントはいずれも開催される予定となっており、既にサークルリストなども公表されています(私・高森にもブースが割り当てられています)。

しかしながら、感染症変異株が急速に広まる状況を踏まえ、上記2イベントについては不参加とします。

上記イベントとは別に、名古屋と札幌には用事を抱えており、現地に行くことは行くのですが、東京在住の自分が、首都圏以外の場所で他人と接触する頻度は抑制される必要があるとの判断から上記の通りとしました。(まさに「即売会」という性格上、この種のイベントは他人と相応の会話をすることが避けられないですからね…)

イベント自体を開催すること、およびそこに地元の方が参加されることについては、各位の判断を尊重します。

8月下旬以降のイベント参加については、感染症の状況や専門家の提示する変異株対策等を踏まえ、改めて判断いたします。

<8/6追記>上記に加え、8月22日に予定されている「ちょこっと文芸福岡」についても不参加とします。ご了承下さい。

なお、ウイグルを取り上げた次回作は、現在3万字余りを書いた段階にあります。仕事の合間に書き進めておりますので、憶えて頂けると幸いです。