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本日(11月25日)、東京流通センターで開かれた同人誌即売会・第二十七回文学フリマ東京に出店いたしました。

私・高森純一郎のブースは2作品計16冊が15時過ぎに売り切れました。当ブースにお立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました。

本年の私の即売会出店は、今回の文フリ東京で終了となります。本年は全国10都市(札幌、盛岡、仙台、前橋、東京、静岡、金沢、京都、大阪、福岡)で計12回の即売会に出店し、合計で175冊の拙作を販売することができました。来年は2月24日の文学フリマ広島を皮切りに、本年同様、全国各地の即売会に出る予定ですので、引き続きご愛顧いただけますと幸いです。

さて、先々週の仙台コミケ、先週のオリComi Osakaに続き、本日は文フリ東京と、3週連続で即売会に出店したのですが、こうして法人主催の即売会を経験した上で感じるのは、「イベントの運営方法によってピーク時間帯は大きく変わってくる」ということ。

拙作の時間帯ごとの販売記録を見ると、文学フリマ、Text-Revolutions、静岡文学マルシェ、および福岡ポエイチでは、13時から14時台にかけて購入が集中しており、開場直後の11時台に購入が集中している仙台コミケ、オリComi Osaka、およびComic City福岡とは明白なパターンの違いを見せています。

イベントの運営に関わったことがないため、詳細は分かりませんが、前者のイベントが全て一般入場無料なのに対し、後者のイベントが3つとも一般入場有料制(パンフレット購入制)であることから、この点が一般参加者のフィルタリングや購買意欲に大きく関わっているのではないかと思います。いずれにしても、イベントの性格によって、当ブース前で立ち止まって下さる方の人数に大きな違いが出ていることがこれまでの販売記録から読み取れるので、今後は、こうした点を踏まえた販売方法を考えていこうと思っているところです。

作風、長さともに、小説として決して「間口を広くとっている」とは言い難い拙作ですが、ご愛顧くださっている方が少なからずいらっしゃることには本当に感謝しております。本日も、以前『賢人支配の砂漠』をご購入下さった方が、「以前買った作品が面白かったので」と、『廃墟の中で』を購入して下さるという場面がありました。現在、11万字強を書いた段階にあり、来年春完成を見込んでいるイスラエル・パレスチナを描いた新作も、読んで「面白かった」と思える作品に仕上げていきたいと思っておりますので、ご記憶いただけますと幸いです。
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2018.11.25 / Top↑
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昨日、バンコクにあるシーナカリンウィロート大学で学会発表を行いました。同大学は私の所属先の提携校で、以前には同大学から東京へ短期プログラムで来訪した学生に、英語による特別講義を行ったこともあります。これまで教育分野でご縁のあった提携先の大学と、研究面でも交流を持てたことは大変幸いでした。

さて、11月25日に東京流通センターで開かれる即売会・文学フリマ東京に出店します。私の販売作品は過去数回のイベントと変わらない以下の2種類ですが、今年最後の出店ということもあり、イベントを楽しみたいと思います。

多くの方のお越しをお待ちしております。


『廃墟の中で』…2018年新刊
(2018年/参考価格:500円)

1980年代後半、北京の大学へ進学した林美小は、長らく中断されていたソ連への学生派遣事業が再開されたとの報に接し、同事業に応募する。審査に見事合格し、モスクワの大学へと赴く美小。そこで彼女が目の当たりにしたのは、ペレストロイカの下で政治改革が進み、学生運動も芽生えつつあるソ連社会の姿だった。原発事故や兵器工場周辺の公害など、それまで隠蔽されていた事実を明るみに出そうとする友人たちを間近で目にする美小。

しかし、1年間の派遣を終えて帰国した彼女を待っていたのは、政治改革を拒む祖国の姿だった。義憤に駆られ、民主化を求める学友たち。やがて彼らと権力者との対立は、初夏の天安門広場で頂点に達する…。


『賢人支配の砂漠』…初めての方向け
(2014年/参考価格:300円)

東京の大学で教鞭をとっていた在日韓国人三世の経済学者・鄭太植は、『在日』をめぐる左右両翼の論争に嫌気がさす中、中東・ドバイの大学から赴任のオファーを受ける。

日本国内に留まることへの疲労感もあってそのオファーに応じた太植だったが、遊牧民の伝統を残すアラビア半島の部族社会は、やがて彼に「支配」をめぐる新たな考えを抱かせるようになる。
2018.11.21 / Top↑
本日、インテックス大阪で開催された即売会·オリComi Osakaに出店いたしました。

例年私は、関西圏では文学フリマ大阪を中心に作品販売を行っているのですが、今年は本業での出張日程と重なったため、文フリ大阪への出店を見送らせていただきました。ただ今シーズンは、先々月の文フリ大阪に加え、来年1月の文学フリマ京都も諸事情(私の職業をご存知の方であれば、自ずとお察しいただけるかと思いますが…)で出店申請を見送っております。そこで、京阪の文学フリマに代わる作品の販売機会を設けようという判断から、先週の仙台コミケに続き、スタジオYOUさん主催のイベントに出店させていただいた次第です。

持ち込んだ9冊は、2時間ほどで売れました。当ブースへお越しくださった皆様、ありがとうございました。

今回のイベントでは、ペレストロイカと天安門事件を題材にした拙作『廃墟の中で』に関心を持たれた台湾御出身の方から、中台関係について見解を求められる場面がありました。私個人は、大陸と台湾は現状として別個の国家であると認識していますが、当事者である両岸の人々が中台関係をめぐる問題に決着をつけるには、①大陸の民主化、②大陸における漢族のエスノ·セントリズムの克服という2つの壁があるとも認識しています。こうした話題について当事国の方とお話しする機会を持てたことも、貴重な機会となりました。

アジアの地域研究という切り口から、政治学を人よりも少しだけ深く学んだ身としては、自らの知見を他者と共有しつつ、アカデミズムの外から多様な視座を得る機会を持てていることに幸せを感じてもいます。今後も関西圏の即売会には出店していく予定ですので、ご愛顧いただけますと幸いに存じます。

次回の即売会出店は25日の文学フリマ東京です。今年の出店はこれが最後となり、その後の出店は2月24日の文学フリマ広島となります。
2018.11.18 / Top↑
先日の仙台コミケに続き、来る11月18日、大阪市のインテックス大阪で開かれる即売会・オリComi Osakaに出店いたします。

今年は、短期留学の引率で韓国にいた都合上、9月の文学フリマ大阪を(6回目にして初めて)不参加とさせていただいたたきました。今回のインテックスでのイベント参加は、半ばそれに代わるものとしての位置付けとなります。

私・高森のブースは‘C-20’で、販売作品は過去数回の即売会と同様、以下の2種類です。


『廃墟の中で』…2018年新刊
(2018年/参考価格:500円)

1980年代後半、北京の大学へ進学した林美小は、長らく中断されていたソ連への学生派遣事業が再開されたとの報に接し、同事業に応募する。審査に見事合格し、モスクワの大学へと赴く美小。そこで彼女が目の当たりにしたのは、ペレストロイカの下で政治改革が進み、学生運動も芽生えつつあるソ連社会の姿だった。原発事故や兵器工場周辺の公害など、それまで隠蔽されていた事実を明るみに出そうとする友人たちを間近で目にする美小。

しかし、1年間の派遣を終えて帰国した彼女を待っていたのは、政治改革を拒む祖国の姿だった。義憤に駆られ、民主化を求める学友たち。やがて彼らと権力者との対立は、初夏の天安門広場で頂点に達する…。


『賢人支配の砂漠』…初めての方向け
(2014年/参考価格:300円)

東京の大学で教鞭をとっていた在日韓国人三世の経済学者・鄭太植は、『在日』をめぐる左右両翼の論争に嫌気がさす中、中東・ドバイの大学から赴任のオファーを受ける。

日本国内に留まることへの疲労感もあってそのオファーに応じた太植だったが、遊牧民の伝統を残すアラビア半島の部族社会は、やがて彼に「支配」をめぐる新たな考えを抱かせるようになる。


なお、今回も先日の仙台と同様、即売会翌日には関空からバンコクへ向かうため、イベント後半は早めに撤収させていただくかもしれません。この点、予めご理解いただけますと幸いです。
2018.11.16 / Top↑
本日、夢メッセみやぎで開催された即売会·仙台コミケ248に出店いたしました。

仙台コミケ(および南東北での即売会)への出店は今回が初めてであり、本日は試験的な意味合いを込めてブースを出しましたが、持ち込み8冊は1時間40分ほどで売り切れました。当ブースへお立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました。

これまで、非テキスト系同人誌の即売イベントとしてはCOMIC CITY福岡に2回ほど出店したことがありますが、今回参加した仙台コミケは、アクセサリや雑貨を出されるブースが多く、小説を主力とするサークルさんは、ざっと見た限りでは福岡よりも少なかったように感じられます。ただ、そのおかげもあってか、参加者の方々には拙作を珍しがっていただく場面も多くありました。販売&フライヤー配布のペースとしては、文学フリマで言えば盛岡や前橋と同水準であり、コミック系同人誌や雑貨、コスプレが中心のイベントで非政令指定都市開催の文学フリマ並みの興味関心を持っていただけた点には、ありがたいと思うと同時に、100万都市·仙台の市場の大きさを感じています。

今後の仙台での出店については現状、未定ですが、小説の執筆·頒布に「学術研究の世界で得られた知見を、アカデミズムの外へ解き放つ」という意味も込めている立場としては、これからも南東北を含む全国各地でのイベントに参加したいと思っています。今回、拙作に興味を持って下さった皆様に重ねて御礼申し上げるとともに、これからも仙台での即売イベントが盛会となることをお祈り申し上げます。

次回の出店は11月18日の大阪、その後は11月25日の東京です。
2018.11.11 / Top↑