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過日ご案内させていただいた新作『解放する者たち』の冊子が完成しました。サイズはB5版、二段組み134ページで字数は17万強となっています。ちなみに、私は絵心やデザイン・センスに疎いことこの上ない(泣)ので、これまでに頒布させていただいた作品と同様、装丁は白の無地に題名・著者名のみというシンプルな作りとさせて頂きました。


解放する者たち

頒布価格は、1部500円とさせて頂きます。

5月6日の「第十四回文学フリマ」および6月10日の「福岡ポエイチ」については、この作品を含め、3作品を有償配布いたします。

『解放する者たち』(2012年作/17万字)…頒布価格:500円
20世紀前半の朝鮮、貧しい小作人の姿を目の当たりにした青年キム・ギョンシクは、故郷を貧困から解放するべく官吏を目指すようになります。他方で彼の弟サンシクは、祖国・朝鮮を日本の植民地支配から解放するべく政治運動を試みるようになり…。兄弟の志の違いが、朝鮮半島を巡る国際的変動に巻き込まれる中、次第に衝突するようになっていく過程を描きます。

『疎遠なる同胞』(2011年作/23万字)…頒布価格:500円
インドシナに派兵された韓国軍によって両親を殺されたベトナム人少女。当時の南ベトナム首都・サイゴンへと逃れてきた挙げ句、皮肉にも韓国人記者に雇われることとなった彼女の視点を通じて、戦争最末期のベトナムを描き出します。

『ガラスの瞳』(2010年作/10万字)…頒布価格:400円
三陸海岸北部のとある地方都市で生まれ育ったナオミ。11歳の『彼』は、肉体的には男でありながらも、女として育てられてきました。思春期の入口に差し掛かった『彼』の性意識は、やがて近所に引っ越してきた少女・コトネとの出会いによって大きく揺れ動いていくことになります。

尚『ガラスの瞳』については昨年11月の第十三回文学フリマと同様、来月の文学フリマおよび再来月の福岡ポエイチでの販売分についても、売上金の全額を「いわての学び希望基金」に寄付させて頂きます(寄付時期は福岡ポエイチ終了後の6月中旬を予定しています)。
同基金については岩手県ウェブサイト内の紹介ページhttp://www.pref.iwate.jp/view.rbz?cd=33420をご覧下さい。

両イベントで多くの方にいらして頂けるようお待ちしております。
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2012.04.13 / Top↑
前回の記事でご案内した『解放する者たち』の校正作業が終了し、印刷業者に製本発注をいたしました。

併せて、昨年11月の文学フリマで有償頒布させていただき、読者の方から好評を頂いた『疎遠なる同胞』についても、その後見つかった誤植を訂正させていただいた上で再版の製本を発注いたしました。

今週末には冊子が届くとのことですので、届きましたら、改めてご案内させていただきたいと思います。

さて、本ブログ右側に設けられているリンク欄に、私が出展するイベント「文学フリマ」と「福岡ポエイチ」の公式ウェブサイトへのリンクを追加させていただきました。よろしければ、両サイトをご覧下さい。
2012.04.04 / Top↑