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新年度になり、半月余りが経過しました。大学という世界は、基本的に4月の段階で当該年度の主だったスケジュールが決まってしまうのですが、私・高森も多分に漏れず、今年度の予定が概ね確定。現在は6月下旬に行われる学会発表の準備に取り組んでおります。

ちなみに今夏、私は韓国で在外研究を行う予定なのですが、これに始まる8月下旬から9月下旬までの1か月、既に日程が確定しているものだけを挙げても、

「韓国での10日間の在外研究→勤務先での国際経済学会出席→大阪文学フリマ→私用によるマレーシア訪問→静岡での所属学会年次大会出席」

と、少々詰め込み気味(?)な日程となることが判明しております。ただ、大阪事務局の主催としては初となる文学フリマには、(出展するか否かは別として)是非とも足を運びたいところですね…。

さて、気がつけば、文学フリマまであと二週間余りとなりました。以下、私の販売作品の告知をしておきます。

5月5日に東京流通センターで開催される即売会・第十八回文学フリマにおける私・高森のブース番号は、「ア-05」。当日は、以下の4作品を頒布いたします。


『賢人支配の砂漠』(2014年作)…頒布価格:300円
東京の大学で教鞭をとっていた在日韓国人三世の経済学者・鄭太植は、『在日』をめぐる左右両翼の論争に嫌気がさす中、中東・ドバイの大学から赴任のオファーを受ける。日本国内に留まることへの疲労感もあってそのオファーに応じた太植だったが、遊牧民の伝統を残すアラビア半島の部族社会は、やがて彼に「支配」をめぐる新たな考えを抱かせるようになる。

『近しき異邦人』(2013年作)…頒布価格:400円
1975年、両親に連れられて国外へ脱出したベトナム人少年は、乗り込んだ船の漂流した先・タイへと住み着くこととなった。その後彼は、国王を頂点とする統治構造が根を張り、同質化の進められたタイ社会を生き抜く中で、「祖国」や「同胞」という言葉に内在する虚構性に気付いていく。やがてビジネスで成功を収め、慈善事業の一環として難民支援に資金を拠出する機会が巡ってきた折、彼は自らの拠出する資金の使途に、一つの「条件」をつけることとなった。その「条件」とは…。

『共和国の貴族』(2012年作)…頒布価格:500円
1980年代半ば、アジア開発銀行へ出向した大蔵官僚・日野は、赴任先のフィリピン・マニラで大統領の強権的支配と、それに抵抗する民主化運動に直面する。現地で発展途上国の開発支援に従事していた日野は、しかしルソン島中南部の港湾都市でとある未亡人と出会ったことにより、ダイナミックな政治変動が重要な問題を置き去りにしたまま進行していることを気にかけるようになる…。

『赤道直下の海峡』(2009年作/2013年改訂)…頒布価格:300円
2008年、長期在外研究のためにシンガポールへやってきた若手政治学者・高木は、現地の友人から、「アルファというインドネシア人女性が君に会いたがっている」と聞かされる。友人の話を聞いた彼は、すぐに「アルファ」なる女性に連絡をとった。大学院生の頃、彼はふとしたことでこのインドネシア人女性と出会い、そして当時インドネシア全土を駆け巡った激震、すなわち同国の民主化と縁を持つようになったのである…。


話は変わりますが、去る3月に明治大学社会科学研究所から刊行された『明治大学社会科学研究所紀要』第52巻第2号に、私が本業で書いた論文「社会ネットワークの視点から捉える所得格差拡大:1980年代以降の韓国農村を事例として」が掲載されています。また、6月末に北東アジア学会から刊行される予定の『北東アジア地域研究』第20号にも、私の論文「1990年代韓国における農業政策転換:親環境農業の農民間関係に対する影響」が掲載されます。後者についてはCiNiiで公開される予定ですので、もし興味をお持ちの方がいらっしゃれば、ご覧頂けますと幸いです。
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2014.04.19 / Top↑
以前の記事にも書きましたが、私・高森は6月7日から8日まで福岡市で開かれる即売会「第3回福岡ポエイチ」に出展いたします。昨年の第2回と同様、私は7日・8日の両日ともに出展いたしますので、イベントへお越しの際は、当ブースにもお立ち寄りいただければと思います。

それに先立つ5月5日には東京流通センターで即売会「第十八回文学フリマ」が開かれます。こちらにも私・高森は出展いたしますので、ポエイチと同様、当ブースへお立ち寄りいただければ幸いです。尚、文学フリマでは上記福岡ポエイチの案内チラシをお配りする場面があるかもしれません。その際は、お受け取りいただければと思います。

さて、昨日から今日まで、長野県の上田市に出かけておりました。

上田市では一昨日から2週間ほどの会期で「千本桜まつり」というイベントが開かれているのですが、新宿御苑の桜が満開を迎えたこの週末の時点で、上田城のソメイヨシノやシダレザクラはつぼみの段階。今日私が訪れた時点では、桜はロトウザクラなどが咲いている程度でした。

それもそのはず。標高が高く、気温が低い上田は本日、雪が降っておりました。下の写真は、別所温泉へ足を伸ばした際に撮影した駅舎の様子なのですが、この写真にも白い雪が舞っている様子が写り込んでいます。

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桜の見ごろがまだ来ていない代わりに、上田城公園では梅が見事に咲き誇っていました。

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雪に降られながら眺める梅の花。

実は、先月上旬に香川県の高松を訪れた際、栗林公園を散策したのですが、その際も、今回と同様雪に降られながら梅林を歩く場面がありました。

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先ほどネットで調べたところ、雪と梅の組み合わせに趣を感じる人は少なくないようで、「雪梅(せつばい)」という題の詩もあるのだとか。

春の訪れを感じさせる雪梅。港町・高松よりも1カ月遅れてその光景を見られるところに、信州の冬の厳しさが感じられました。

<おまけ>

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先月デビューした北陸新幹線第2世代となる新型新幹線電車・E7系に乗りました。快適性が従来車両より更にアップグレードされており、東海道新幹線のN700Aとともに、「『夢の超特急』は半世紀の時間をかけて、ここまで進化した」と感じさせてくれる車両でした。(ちなみに今年は、東海道新幹線の開業=初代新幹線・0系のデビューから50周年となる節目の年です)

このE7系から車窓を眺めていて気付いたのですが、群馬・長野の県境、いわゆる碓氷峠を越える前後で沿線の桜の開花状況に大きな違いが見られました。桜前線は今、碓氷峠を越える段階にあるようです…。
2014.04.06 / Top↑