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前回の記事でも少しご案内した通り、私・高森は9月14日に開催される即売会・第二回文学フリマ大阪に出展いたします。

去る2月にプノンペンで現地取材を行った新作については、現在12万字程度、全体の3分の1程度を書いたに過ぎない状況ですので、この文学フリマ大阪を含む今秋のイベントでは、新作頒布は行いません。

その代わり、という訳ではないのですが、再来月の文学フリマ大阪では、7年ほど前に書いた、以下の作品を全面改定の上、頒布いたします。


『半島と海峡の狭間で』(全面改定版)

1970年代初頭、韓国大使館員として中華民国・台北に赴任したキム・ギョンナムは、当地で日米両政府が大陸・中華人民共和国に接近し、台湾の国際的孤立が高まるという緊迫した状況に直面する。

国民党一党独裁下の台湾と、軍事政権下の韓国。反共を国是とする両体制を行き来するキム・ギョンナムは、しかし同じ資本主義陣営に属するはずの日米が大陸の共産党政権へと接近していく中、自国の、そして赴任先の政治体制に少なからぬ疑問を抱く。やがてその疑問は、ふとしたことで彼の外交官としての立場を危ういものにしていき…。


20世紀後半の台湾政治史を、日本やアメリカではなく、国民党政権同様、反共を国是としていた韓国の視点から描いた作品です。台湾の新たな側面に気付いて頂ける作品なのではないかと、著者なりに思っております。

字数13万強、B5版100ページ、1冊300円にて頒布の予定です。

イベントでお見かけの際は、お手にとって頂けますと幸いです。
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2014.07.22 / Top↑
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4日から5日にかけて、旅行で宮城県の気仙沼を訪れてまいりました。

東北を泊りがけで旅行するのは昨年3月に角田宇宙センターと石巻を訪れて以来。今回は、仙台から東北本線→石巻線→気仙沼線という経路で気仙沼を訪れ、ふかひれラーメンにふかひれソフト(!)なるものを堪能させていただきました。

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その帰路、東京に戻る際に乗った新幹線が福島で山形新幹線の「つばさ」を併結する列車だったので、福島駅で新塗装となったE3系をパシャリ。

今年4月から順次新塗装に切り替わっている「つばさ」。深い紫色と白の鮮明なコントラストが、車両のイメージを大きく変えました(私の友人の子供は、新型車両がデビューしたのかと思ったそうです)。E5系やE6系など、現在東北新幹線を走る他の車両は鮮やかなカラーリングの列車が多いのですが、それらと肩を並べる塗装になった、という感じですね。

それにしても、銀色一色でデビューした先代400系を知っている人間としては、色々と時間の流れを感じるところです…。

http://www.youtube.com/watch?v=SbuisThupsU
(↑先代の山形新幹線・400系「つばさ」はこちらをご覧ください)


さて、この旅行に続く昨日、江戸東京博物館で開かれた詩集の即売会・TOKYOポエケットに行ってまいりました。

昨年に続いて足を運んだこのイベント。私は詩を書く人間ではないので、純然たる読み手として各出展サークルの頒布物を購入・拝読したのですが、1つ、ずば抜けて「ピンとくる」詩集がありましたので、以下ご紹介。


鰊パイ互助会編『平成勤労婦人詩集』
URL: http://d.hatena.ne.jp/nishin_pie/

各方面で働く女性たちによる、仕事をテーマとした詩集です。

読み手である私が、今年の3月まで3年半、男女比1:9ぐらいの場所で働いていたということもあり、以前の勤め先を思い起こしながら楽しく拝読いたしました。

13ページに出てくる一節「大丈夫 そこが適所じゃなかっただけで 君が適材じゃなかっただけで」などは、職場で抱きがちな思いを見事に表したという意味で傑作なのではないかと。

ちなみに、本作をブースで売られていた発行サークル・鰊パイ互助会のメンバーさんは、白衣に三角巾という「学食のオバチャン風(失礼!)」の格好をされており、なかなか目立っておられました。


本記事の最後に告知を。

9月14日の第2回文学フリマ大阪に、私・高森も出展いたします。頒布作品などは後日改めてお知らせしますので、ご期待いただけますと幸いです。

2014.07.07 / Top↑