以前購入したアエロフロート・ロシア航空の東京・ローマ往復航空券を使い、イタリアに来ています。

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成田から、雪の降るモスクワを経てローマへ。

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コロッセオや、フォロ・ロマーノに続き、

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バチカンへ足を伸ばしたのですが、丁度、私がサン=ピエトロ聖堂を訪れた時間帯が、ミサの時間帯と重なっていました。

私はカトリック教徒ではなく、プロテスタント教会に籍を置いています。日本ではバプテスト派、韓国ではメソジスト派と、国・教派を跨いで二重教会籍になっている状態を8年に渡って放置しているほど教派へのこだわりは希薄ですが、一応プロテスタント教徒であることには変わりありません。

そのため、ミサの間は聖堂の出入口近くに設けられた来訪者用区画にいるつもりだったのですが、警備員の方が寛大にも「ビジターとしてではなく、クリスチャンとして祈られるのであれば、参列して頂いて構わない」として下さったので、参列席にて祈らせて頂きました。

参列席にいる間、私がふと思い出したのが、自分がいるその場所で13年前、元教皇ヨハネ・パウロ2世が述べたメッセージ。

アメリカのブッシュ政権によるイラクへの侵攻が間近に迫っていた当時、ヨハネ・パウロ2世は、自らが第二次大戦で生き延びたことを「神から授かった恵沢」と位置付けた上で、「その恵沢に対する責任を果たすという意味でも」侵攻に反対すると言明しました。

恵まれた立場にある者が、その恵沢に対する責任を果たす。いわゆる「ノブレス・オブリージュ」という発想です。

今春政治学の博士号を授与されることになる自分も、今後、これまで学術面で授かってきた計り知れないほどの恩恵に対して、どうか責任を全うできるように…バチカンで頂いた祈りの時間は、そのようなことを願う一時ともなりました。
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2016.03.06 / Top↑
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