神戸芸術センターで開かれているAsian Conference of Politics, Economics and Law 2016という会議に出席するため、神戸に来ています。

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去る日曜日の慶応・三田での発表から1週間も経っておらず、当地での学会は国際会議とはいえ、かなり小規模。なので今回は、新たな成果を発表することよりも、新たな発表手法に習熟することを主な目的として、ポスター発表を行いました。

通常「発表」というと口頭発表、つまり、壇上に立ち、聴衆を前にパワーポイントを使って話をするという形態を想起するのが一般的ですが、学問の世界ではポスター発表といい、上の写真の様に議論の要点をまとめたポスターやスライドをクリップボードに張り、会議出席者に自分の研究の成果を手短に説明する、という形態も見られます。

分野としては理系の若手研究者の間でメジャーな発表形態であり、政治学の世界では比較的マイナー、特に日本国内での開催例は極めて少ないポスター発表。私も国内外で20回近く学会発表を行ってきましたが、これまではその全てが口頭発表でした。ただ、多様な発表形態に慣れておいた方が良いことは言うまでもないので、今回、あえてポスター・セッションに臨んだ次第です。

やってみた感想は、「同人誌即売会での販売メソッドが、ほぼそのまま流用できた」という一点につきます。

通常、私は文学フリマなどの即売会に出店した際は、ブースに立ち寄った人に、

①販売作品の概要を書いたフライヤーを渡し、
②作品の特徴や魅力を手短に説明し、
③質問や意見を受けた際はそれになるだけ誠実に対応する

というパターンをとります。今回のポスター発表ではこれに倣い、立ち寄った人に

①ポスターの縮刷版を手渡し、
②研究概要を1分前後で説明し、
③ビジターとのコール・アンド・レスポンスに最大限誠実に対応する

という、同じパターンをとってみたのですが、どうやらそれが上手くいったようで、1時間あまりの間、絶えることなく多くの方々と議論し、様々な意見を頂くことができました。

趣味で培ったプレゼンテート方法が仕事に活かせた格好です。

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さて、神戸といえば、横浜と並び、明治日本の開国を象徴する都市です。写真の建物は、新神戸駅から元町駅へ下る途中にある韓国総領事館。新神戸は、こうしたレトロな建物が並ぶ北野とも隣接した地区です。明日、この北野周辺を散策した後、神戸空港発のフライトで東京へ戻ります。

<おまけ>

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羽田から神戸まで登場したスカイマークのボーイング737。阪神タイガースのロゴをあしらった特別デザイン機「タイガースジェット」での運航で、機内では搭乗時に六甲おろしが流れ、キャビンクルーが阪神のユニフォームで出迎えてくれました。タイガースジェットの運航は今月末までとのことです。ご搭乗希望の方はお早めに。
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2016.10.14 / Top↑
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