現在、ブラジルのサンパウロにいます。

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大変活気に満ちた街で、市内中心部のヘプブリカ広場で毎週日曜に開かれるフリーマーケットには、このように多くの屋台が出ます。売られているものも、食事から衣類、雑貨まで様々。

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日系人の多い土地柄ゆえ、軽食を供する屋台では、'yakisoba'や'tempura'を出すところも多々ありました。写真は日系の屋台で買った'yakisoba'。日本でいう「あんかけ焼きそば」で、大きめの鶏肉やブロッコリーが入っており、美味でした。

さて、来る9月18日、大阪府堺市の堺市産業振興センターで開催される即売会・第五回文学フリマ大阪に出店します。

私・高森のブース番号はE-04、販売作品は以下の3つです。


『国家を背負って』(2017年作/表紙の色=黄色)…参考価格:500円

1979年、中越戦争が勃発。中国人民解放軍の侵攻を受けたベトナム共産党および政府は、同国人民軍を動員しこれに対処する一方、国会議員らも動員した対中非難のプロパガンダを展開していく。

そんな折、国会副議長の地位にあった古参党員グエン・フー・アンは、密かに党中央・書記長から呼び出され、「中国側が、第三国たるフランス・パリで我が方との交渉を求めている。有利な条件で停戦に持ち込むためにも、同志にはこの交渉に応じ、中国側との話し合いを進めてほしい」と打診される。

これを聞き、一瞬、「外務省や軍の人間でない自分が、何故そのような任務を?」と疑問に思ったアンだったが、やがて書記長から、中国側の交渉担当者の名前を聞き、納得する。その人物は、若き日、パリに住んでいたアンが、ともに働き、ともに学んだ旧友だった…。

『疎遠なる同胞』(2011年作/表紙の色=白)…参考価格:500円

インドシナに派兵された韓国軍によって両親を殺されたベトナム人少女。身の危険を感じた彼女は、当時の南ベトナム首都・サイゴンへと逃れるも、避難先で食いつないでいくため、韓国人従軍記者に雇われ、この記者の下で生活することとなる。

やがて、共産軍が南へ侵攻、サイゴン陥落が目前に迫った段階で彼女は…。

『賢人支配の砂漠』(2014年作/表紙の色=緑)…参考価格:300円

東京の大学で教鞭をとっていた在日韓国人三世の経済学者・鄭太植は、『在日』をめぐる左右両翼の論争に嫌気がさす中、中東・ドバイの大学から赴任のオファーを受ける。

日本国内に留まることへの疲労感もあってそのオファーに応じた太植だったが、遊牧民の伝統を残すアラビア半島の部族社会は、やがて彼に「支配」をめぐる新たな考えを抱かせるようになる。


なお、今回の出店では販売作品の価格が「参考価格」となっていますが、これは英米圏でいう‘suggested price’と同じで、「交渉次第で販売価格は変わり得る」ことを意味します。

また、これまで私の小説は全て表紙が白地だったのですが、今夏増刷を発注した分では、作品ごとに表紙の色を変えるようにしました。過去に拙作をお買い上げくださった方々には、「同じ作品なのに表紙の色が違う」ということでご不便をおかけするかもしれませんが、視覚的に作品を識別しやすくするための試みですので、ご了承いただけますと幸いです。
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2017.09.11 / Top↑
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